青葉市子「アンディーヴと眠って」— 薄暗い空間で生まれた音楽と詩と空間

青葉市子がほとんどギターの輪郭しか見えないような薄暗い空間の中、

"3日前に書いた歌、
この世に落ちてきた歌、
晴れた日の空気の中落ちてきた新しい歌。
名前は「アンディーヴと眠って」。
引いてみようか"

って歌いながらまだ未完の「アンディーヴと眠って」を歌い始める動画。
言葉の隙間に沈黙があって、その沈黙すら音楽の一部のように感じる。

この歌は彼女が宮沢賢治原作の映画『銀河鉄道の夜』をみて、まだ引越したてで何もないがらんとした空間の鳴りが好きで、遊んでいた中で生まれた曲らしいです。

最後はアンディーヴについての語り(詩?)。
この一節は『銀河鉄道の夜』の中にあるのでしょうか?
この語りがなぜかすごく心に残ります。

アンディーヴとは野菜のチコリのこと。

それにしても、もう彼女が何をしてもかっこいいと思ってしまう。
気づけば、私はすっかり彼女の信徒になってしまいました。

動画詳細

楽曲名
アンディーヴと眠って
アーティスト
青葉市子
動画公開日
2023.09.21
チャンネル
marmalade fuzz cake
YTカテゴリ
音楽

View YT

more 青葉市子