平沢進「パレード」この音楽から今敏の“現代の百鬼夜行”が生まれた
平沢進の2006年にリリースされたアルバム『白虎野』から「パレード」のaudio
この曲は筒井康隆原作の『パプリカ』を今敏がアニメーション化した、彼の公開された最後の劇場長編作品である同年公開の『パプリカ』の挿入曲。
第63回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門出品作品。
映画全体の音楽も同監督の映画「千年女優」でもタッグを組んだ平沢進が担当。
んでこのaudioは音源の方。多分。
イントロに流れる呪文のような声は彼の「nurse cafe」を 逆再生したものらしいよ。
んでこの曲がまずあってそこから今敏があの現代の百鬼夜行みたいな映像を描き出したって順番。
映画の中でも「パレード」が流れるあの場面はめちゃくちゃ印象に残っているんですけど、
ここが印象に残らなければこの映画は失敗というほど、今敏がこの音楽に映像を情熱と執念をぶつけていった場面らしい。
原作も好きやったけど映画もとてもよくて特に夢と現実が入り混じる表現はすごい。
確かにあの筒井康隆の荒唐無稽な世界観を(それを言葉にして紡ぎ出してくる筒井康隆もすごいんやけど)
ここまでのワールドを表現してくるのはただただ感嘆するしかないですよ。
なんていうかまた別の次元のものになっている。
まず言葉での世界があり、そこに別の方向から音楽が入ってきて
それらが組み合わさって全く別のベクトルの方向に解き放たれた感じ。
例えるならx軸とy軸が合わさった先にz軸が生まれ出たというか。
完全に別物。
ここまでくると昨今の原作至上主義では到底辿り着けない領域。
こいつはすごいよ。
言葉と音と映像。
まさに究極って感じ。
是非とも映画を見てほしい。
てゆーか音楽先やったんや。
動画詳細
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