H ZETTRIO、BLUE NOTE TOKYOで山下達郎「クリスマス・イブ」を超絶カバー！

東京事変の初期メンバーとしても知られる鍵盤奏者・H是都M（ヒイズミマサユ機）。
彼が所属していたジャズインストバンドPE'Zから、ドラムの航、ベースの楡原昌弘とともに結成された
ピアノトリオH ZETTRIOによるライブ。

この動画の演目は、あの山下達郎の名曲「クリスマス・イブ」のカバー。
場所はジャズの名門、BLUE NOTE TOKYO。

それだけでもかなり特別な予感が漂うけれど、彼らのアレンジはそんな予感をあっさりと超えてくる。

冒頭からやたらと高速、コードやリズムの展開がどんどん加速し、気づけばまるで別物のようなスリリングな世界へ突入。
原曲の甘さや切なさなどそこにはなく、攻めが炸裂していて、ほぼ原型とどめてないやん！

特にH ZETT M（H是都M）のピアノは、メロディをなぞるどころか、楽曲そのものを即興的に再構築していくような勢いで、
聴いているこちらも一音一音にグッと引き込まれる。
リズム隊もスピード感とグルーヴを絶妙に保ちながら、全体をがっちりと支えつつ、しっかりと遊んでいるのが伝わってくる。

“クリスマス・イブ”という誰もが知る楽曲を、ここまで自由に、そして自分たちのスタイルに昇華できるというのは、H ZETTRIOだからこその技。
“再解釈された音楽”の面白さってこういうことなのかな。

それぞれのこのトリオでの名前は以下
H ZETT M - Piano
H ZETT NIRE - Bass
H ZETT KOU - Drums