青葉市子がRadiohead「Creep」を英フェスで披露。とても大きな存在感

2024年にイギリスで開催された音楽フェスティバル「End of the Road Festival」の一角で行われた特別企画「Best Fit’s secret sessions」にて、
青葉市子Radioheadの名曲「Creep」をカバーしたライブ動画。

ちょっと話題になってる奴。
やばすぎです。

この「Best Fit’s Secret Sessions」は、
フェス出演者の中から選ばれたアーティストが、通常のステージとは異なる親密な空間でカバー曲を披露したり、
即興のコラボレーションやインタビューを行ったりするプログラム。
そこに青葉市子が選ばれたという事実だけでも、彼女がどれほど現地のオーディエンスや音楽メディアから注目されているかを物語っています。

しかし、それ以上に語りたいのは彼女の「Creep」カバーが持つ圧倒的な存在感。

シンプルなセット。
小さな机と、そこに置かれた小さなシンセサイザー。
彼女はその前に静かにしゃがみ込み、指先で音を紡ぎ出していく。
その姿は一見控えめで、まるで風景の一部のようにも見えますが、
音が始まった瞬間に空気が変わります。

会場を包み込むようなその声、ひとつひとつの音に込められた感情。
観客たちは静かに息をのみ、誰もがその場に釘付けになっているのが伝わってきます。

自分で言っておいてなんやけど、やばいと言う言葉ではちょっと軽すぎる。

その空気感は、映像越しに見ていてもはっきりと伝わってきて、言葉では到底言い表せない何かがそこにあります。
青葉市子が放つ音楽は、演奏というより“空間そのものを形作る力”を持っているように感じられ、
まるで彼女の存在がこの親密な会場全体の雰囲気を決定づけているかのようです。

あのRadioheadの「Creep」という、誰もが知る楽曲に対して、
彼女は一切の媚びも飾りもなく、自分の解釈で丁寧に再構築してみせる。
原曲の痛みや切なさをそのままに、でも決して模倣ではない新しい解釈として届けてくる姿は、静かで、でも圧倒的に強い。

ちいさな彼女の姿がこの会場の空気全体を形作っている
とても大きな存在にみえてしまうのは俺だけではないと思います。

動画詳細

楽曲名
Creep
アーティスト
青葉市子
原曲アーティスト
Radiohead
動画公開日
2025.02.10
FES
End of the Road Festival 2024
チャンネル
End of the Road TV
YTカテゴリ
音楽

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