Yo La Tengo × 坂本慎太郎|2018年O-EASTでの「Run Run Run」異次元サイケ共演

FUJI ROCK FESTIVAL 2023での坂本慎太郎ステージに、同じくフェス出演中だったYo La Tengoのベース・James McNewがサプライズで現れた件は、当時SNSでも大きな話題になってました。
音楽好きにはたまらない“事件”だったわけですが、実はこの2組、元々ゆらゆら帝国の時から親交があり、その5年前――2018年のYo La Tengoジャパンツアーでもガッツリ共演しているんですよね。
それが、10/11にSHIBUYA O-EASTで行われた追加公演で、今回の動画はまさにその貴重なライブの模様。

しかも演奏しているのは、Velvet Undergroundの名曲「Run Run Run」。
言わずと知れた60年代NYアンダーグラウンドの象徴みたいな曲で、そんなナンバーをYo La Tengoと坂本慎太郎が一緒にやるわけだから、そりゃあ良いに決まっているでしょうが!

ただ、この日の坂本慎太郎は喉の調子があまり良くなかったらしく、その代わりと言わんばかりにギターをこれでもかとギュンギュン鳴らしまくってる。
Ira Kaplanと坂本慎太郎のファズギターが、交互に、時には同時に、耳に突き刺さってきて……こいつはほんまに、たまらんでござんす。
あの超うねうねの空間。

坂本慎太郎って声もいいけど、ギターもあの“無表情で襲ってくる感じ”があって好きなんですよね。

サイケとサイケが一緒になってサイケをやる。
その結果できあがったのは、特大サイズのサイケデリック空間。
Velvet Undergroundのカバーでありながら、完全に“Yo La Tengo × 坂本慎太郎”の空気で染まった唯一無二のライブテイクです。

この夜が映像で残ってるの、本当にありがたい。

動画詳細

楽曲名
Run Run Run
アーティスト
坂本慎太郎 , Yo La Tengo
原曲アーティスト
Velvet Underground
動画公開日
2018.10.13
会場
SHIBUYA O-EAST
チャンネル
HiT
YTカテゴリ
音楽

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