ゆらゆら帝国、2009年の日比谷野音フルライブ映像。空気を含めてゆら帝

ゆらゆら帝国の2009年4月26日、日比谷野外音楽堂で行われたライブ映像。フル。

すげー晴れた日の野外でのゆら帝って、この空気ごと作ってる感があって、映像で観るだけでもめっちゃ気持ちいい。
もちろん屋内ライブでもあの独特の雰囲気はあるから、どっちでも良いんやけど。

ゆらゆら帝国って、たまに「この曲パクリっぽい」みたいな声を見かけるけど、
たしかに意図的に狙ってやってる部分もあるやろうし、
でもそれって単なる真似とかじゃなくて、
海外サイケ、クラウトロック(いわゆるジャーマンロック)、アシッドフォークみたいなものを自然に取り込んで、
それを完全に日本語ロックのポップさに落とし込んでいるセンスには素直に感嘆。

このポップさってのがけっこう重要で、アングラなバンドってのはままあると思いますが、
ただこれをメジャーシーンに持ってきて、現代の日本のサイケロックに与えた影響はすごいと思うんです。

しかも曲だけじゃなくて、ライブの中の振る舞いとかも含めて“ゆら帝”って感じ。
MCはほとんど無いし、亀川千代さんはまじでほぼ微動だにせへんし。


ブランディングって単語でいいかわからんけど、“こういうバンドであり続ける”という姿勢がブレてなかったのが伝わってくる。
何回かライブ行ったけど、アンコールも無いのが逆に良いっていうか、
そういうスタンス込みで印象に残ってます。

あとこれは別の話かもしれんけど、国内でも海外でも坂本慎太郎推薦って書いてあったらとりあえず聴く。
だいたい間違いないし、多分先入観ってのも多少はあるけど、やっぱり良いの多い気がします。

[set list]
1. 星ふたつ (Hoshi Futatsu) 0:00
2. ソフトに死んでいる (Soft Death) 9:50
3. ザ・コミュニケーション (The Communication) 16:24
4. お前の田んぼが好き (Omae no Tanbo ga Suki) 23:00
5. アーモンドのチョコレート (Almond Chocolate) 26:51
6. 夜行性の生き物3匹 (Yakousei no Ikimono 3-biki) 31:08
7. タコ物語 (Taco Monogatari) 35:12
8. いまだに魔法がとけぬまま (The Magic Still Remains) 41:10
9. 無い!! (Nai!!) 49:40
10. 空洞です (Hollow Me) 1:00:15
11. できない (Dekinai) 1:05:48
12. あえて抵抗しない (Sweet Surrender) 1:12:10
13. ロボットでした (It Was a Robot) 1:16:50
14. 3×3×31:26:20

動画詳細

アーティスト
ゆらゆら帝国
動画公開日
2021.07.25
会場
日比谷野外音楽堂
チャンネル
CrushingDreams
YTカテゴリ
ブログ

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