ロボ宙「架空旅行」|この“ちょうどいい”感じがクセになる

ロボ宙の2023年リリースの自主制作シングル『架空旅行 -Kaku Ryoko-』から「架空旅行」のMV
サウンドはURBAN VOLCANO SOUNDShacchi

まず全体として感じるのは、“ちょうどいい”っていう感覚。

音も、映像も、テンションも、全部がやりすぎてないのに、
全てがちょうど良くて音像も映像も全てが程よい塩梅。

ロボ宙のラップも、なんか主張してるわけじゃないけど、
でもちゃんと言いたい事があってそれがなんとなく入ってくる。

いわゆる“押してくる感じ”じゃなくて、
気づいたら一緒に同じ景色見てるみたいな距離感。

そこにhacchiのトラックがまたちょうど良くて、
音数は多いわけではなく、音の実空間と虚空間のバランスがすごく好み
ゆるいけどぼやけているわけではない。

なんかこう、歩くスピードに合う音というか、
移動してる時にちょうどいいグルーヴ。

映像も同じで、
派手なことしてるわけじゃないのに、
ちゃんと空気があって、実世界と空想がマーブルみたいに混ざってる感じ。

タイトルの「架空旅行」っていう言葉もいいですよね。

実際にどこかに行ってるわけじゃないのに、
音と映像でちょっと遠くに来た気分になる。

現実と地続きのまま、
ほんの少しだけズレた場所に連れていかれる感じ。

この“ズレ方”がなんか心地いい。

しっかり作り込まれてるのに、どこかラフで抜けてる。

そのバランスが良い感じに絶妙

こういうのって、狙ってやってもなかなか出せるもんじゃないと思う。
気負わずに聴いててもちゃんと余韻が残る。

これ、何も起こらない良さってやつなんかもしれん。

なんか何でもない旅行に行きたくなってきたな。

動画詳細

楽曲名
架空旅行
アーティスト
ロボ宙
動画公開日
2024.08.21
チャンネル
ROBO TV
YTカテゴリ
音楽

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